高山研Newsletter (No.37,2003年12月)
免震20周年記念事業へのご協力のお礼とご報告
標記記念事業の開催に際しまして、貴重なご寄付を賜り、あるいは記念パーティやゴルフコンペへご出席を賜り、誠にありがとうございました。ご報告が遅くなりましたが、記念事業についてご報告をさせて頂きます。
記念パーティは11月1日にホテルオークラ博多で開催致しました。参加者数は約80名で、そのうち約30名ほどは東京・大阪からご参加頂きました。このほか九州各地からもご出席をいただきました。誠にありがとうございました。特に予定はしていなかったのですが宴の後半では川口 衞先生から民謡「刈り干し切り歌」をご披露頂くなど、多田先生を囲んで楽しい時間を過ごすことができました。別紙にパーティのスナップ写真を掲載しています。
翌日の11月2日はゴルフコンペを開催しました。多田先生ご夫妻を含め19名の参加がありました。当日は晴天に恵まれ、海と空の青さとゴルフ場の緑が映えてとてもきれいでした。コンペの成績をお知りになりたい方は高山研究室のHPへアクセスして、「卒業生のページ」をクリックしてください。
また、記念誌の作成に当たっては、264口のご寄付を頂きました。誠にありがとうございました。頂きました寄付金により同封致しております記念誌を無事作成することができました。記念誌は500頁以上となったため編集作業が遅れ、印刷に時間を要しました。遅ればせながら、ここに記念誌を謹呈させて頂きます。
記念誌の内容は多田英之先生の半世紀以上にわたる構造設計への取り組みを、出版された論文や寄稿文(中には公開されていない文章も含まれています)などで再構成したものです。多田先生の構造設計に対する基本的な考え方および構造技術や設計への貢献などを読み取って頂ければ幸いです。
以上のご報告のとおり予定しておりました記念事業は無事に終了致しました。しかし、免震構造はようやく20歳になったばかりです。秋山先生のご挨拶の中で「これから免震構造は青年期を迎え、道を踏み外すものもでるかも知れない」といった旨の事を述べられています。これからも免震構造の健全な発展のために、皆様方のご協力を賜りますようお願い申しあげます。
新年も皆さまにとって良い年であることをお祈り致します。
(平成15年12月13日 高山峯夫 記)
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