耐震建築
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免震建築
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建物を頑丈に作ることによって、倒壊を防ぐ。現状では、倒壊を防ぐことはできても、激しい振動により人的損害や建物の機能を喪失する可能性が高い。 |
建物の揺れそのものを小さくできるため、人・建物・内部収容物・設備機器などを包括的に守ることができます。 |
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◎ガタガタと強く揺れる(恐怖を感じる) |
◎ゆったりと揺れる(恐怖を感じない) |
地震強さ
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耐震・制振
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免 震
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小
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中
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大
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極大
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小
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中
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大
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極大
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構造体
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◎
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○
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△
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×
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◎
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◎
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◎
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◎
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居住性
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◎
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○
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△
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×
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◎
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◎
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◎
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◎
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内部機能保持
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◎
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○
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△
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×
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◎
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◎
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◎
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◎
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落下物防止
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◎
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○
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△
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×
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◎
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◎
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◎
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◎
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◎:無被害 ○:軽損 △:中損 ×:大破・倒壊
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免震のメリット
耐震の問題点1981年に施行された建築基準法の基本とする考え方は「耐用年限中に数度は遭遇する程度の地震(中地震)に対しては、建築物の機能を保持する事とする。また、建築物の耐用年限中に一度は遭遇するかもしれない程度の地震(大地震)に対し、建築物の架構に部分的なひび割れ等の損傷が生じても最終的に崩壊からの人命の保護を図る」となっており、大地震では建物が崩壊しなければよく、建物の機能が維持されなくてもやむを得ないと諦める事になっています。それは安全面と建設コストの両面から考えて必要最低限の安全性確保という事で規定されたものであるからです。 現代の技術の進歩は、揺れに耐えるだけの「耐震」から揺れを制御する「免震」へと揺れに影響されない安全で快適な建物を目指しているのです。 |
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免震という技術が注目されるようになったのは1960年代後半になって積層ゴムが開発されてからであります。積層ゴムは、ゴムと鉄板を何層も重ね合わせて製作されており、鉛直方向には硬く建物重量をしっかり支え、水平方向には柔らかいという性能を持っています。 積層ゴムを用いた免震建物はマケドニアのスコピエ市に建てられたペスタロッチ小学校で1969年に建設され、ニュージーランド、フランス、イタリア、アメリカ、南アフリカ等で免震建物が建設されています。 日本の免震建物の第1号は1983年に千葉県八千代市に建てられた2階建て免震住宅で、現日本免震研究センター社長 多田英之、現東京建築研究所社長 山口昭一により実用化されました。 その後阪神・淡路大震災までの11年で80件位であった免震建物が、以後6年で700件と飛躍的に増加しており免震建物数は世界一である。これも倒壊したりした建物が多かった震災地区で無傷であった建物が免震構造であり免震建物の良さが理解された事によります。 用途的にはマンション、オフィスビルが多く、最近では防災拠点となる病院、庁舎、消防署、学校等へも免震構造の採用が増えてきています。 |
年度別評定実績 |